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旅をするということ
- stj17h011127
- 11月29日
- 読了時間: 1分
感性を失うことは、
自分の中の「生きている実感」を見失うことだと思う。
最近は、何を見ても、何をしても、“何かを感じる”前に“どう評価されるか”を考えてしまう。
では、「感性を取り戻す」というのは、
“うまくやる”ことをやめて、“感じるままに生きる”勇気を持つことだと思っている。
スペインで出会った日本人バスガイドの方がいた。
「私は20歳のときギターを習いたくてスペインに来ました!」と、
明るくおっしゃった。
それは効率的じゃないし、もちろん大変なことも多いと思う。
でも、私はその人に"生きる美しさ"を見た気がしている。
先日、ふと思い立って京都を旅した。
下鴨神社で引いたおみくじには、こう書かれていた。
「心の田畑さえ耕すことができれば、世間の荒地を開くこと難しからず。」
まるで私への“再生”のメッセージ。
心の田畑——つまり、感性を耕すこと。
ふと日常で目にした光や、 旅先で出会った風景、誰かとの会話の中に、小さく息づく“生きる実感”を取り戻していきたい。





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